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2016年度大学入試から見通す 2020年大学入試改革の方向性

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https://yuuhikai.amebaownd.com/posts/961505

  

大学入試改革の詳細は、まだ最終決定をしていませんが、

 
2016年の大学入試では大学側が
改革を見据えて、問題傾向を変えてきています。

  
その問題をいくつか分析してみると、
大学入試改革がどのように進められていくのかが
文科省の最終決定を待たずして分かります。

  
そもそも大学入試改革は、

  
少子化の加速による生産年齢人口の急減
労働生産性の低迷
グローバル化・多極化
そしてAI(人工知能)などの発展による変化
という急激な社会の変化を見据えて

 
これからの時代に通用する子どもたちの
育成の為に、教育を変えていく必要性から
始まりました。

  
そして、
今後の社会が求める人材の輩出を求められる大学は
『ディプロマ・ポリシー』(人材育成の方針)を
明確にする必要が出てきました。

  
こういう教育方針『カリキュラム・ポリシー』で
こういう人材を輩出する方針なので、

 
うちの大学にはこのような学生に入学して欲しい
『アドミッション・ポリシー』というものを
明確にせよと。

  
文科省は、
『ディプロマ・ポリシー』
『カリキュラム・ポリシー』
『アドミッション・ポリシー』
のうち、

  
『アドミッションポリシー』に力を入れさせることで
一連の改革を促進していこうと考えています。

  
そして、
大学入試を変えることで、
大学教育も変わり、
中等教育・初等教育の教育改革も促進しようと。

  
早稲田大学総長の鎌田薫は
「入試制度は受験生へのメッセージである」といっています。

  
さて、このメッセージをどうやって受け取っていくか。

  
ここがこれからの受験生には重要になってくるのです。

  

メッセージを実際の入試問題から受け取ってみましょう!

 
慶應義塾大学総合政策部小論文

  
あなたが2016年4月に総合政策部に入学したとすれば、
卒業予定の2020年には日本の「格差」はどうなっていると
予想しますか。特に、①国際比較、②世代間移動、③高齢化という
3つの視点でみたときの変化をすべて予想しなさい。
そして、あなたの予想をより説得的なものにするために、
あなたが総合政策部に入学後、どのような調査や分析が
必要になるかということもあわせて、600字以内で記述しなさい。

  
現代日本の最重要課題であるとともに
世界問題でもあるというテーマ。

  
思考力・判断力・論理的表現力が問われる問題。
文科省の新しい学力観をもとにしている先進的な問題ですね。

  
それ以上に、注目したいのは、
入学志望理由書や学修計画書の要素、
今までのAO入試で問われてきた要素が入ってきているということです。

  
総合政策部で君は何を学びたいの?
そんな厳しいメッセージが含まれているという点ですね。

  
君の志は、何?
そして、将来何で社会貢献するの?
これが明確であること。

  
そんなことが求められる大学入試になりますということですね。

  
大阪大学前期英語

  
「知識は力なり」と言われますが、知識をもつということは
どんな力をもつことになると思いますか?
具体例を挙げ、あなたの考えを70語程度の英語で述べなさい。

  
AI(人工知能)が進化してロボットが人間の仕事を代替していく
時代だからこその問いですね。

  
なんで勉強するの?
大学で勉強して、知識を得て何をしようとしているの?
そこんとこ考えていますよね?
という厳しいメッセージ。

  
今年から推薦入試が始まった東京大学
その東京大学の『アドミッション・ポリシー』の中の
「期待する学生像」からも方向性・メッセージを探ってみましょう。

  
入学試験の得点だけを意識した、視野の狭い受験勉強のみに意を注ぐ人よりも
という文言。

  
本学の教育研究環境を積極的に最大限活用して、
自ら主体的に学び、各分野で創造的役割を果たす人間へと
成長していこうとする意志を持った学生です。
という文言。

  
まとめると、
受験勉強だけではない
知的好奇心・教養・そしてそこから生まれる志
ということ。

  
で、君は最高の環境である東大で何するの?
というメッセージが読み取れます。

  
センター試験が廃止され、
大学入学希望者学力テスト評価テストがはじまります。

  
センター試験よりも、大幅に難しくなりますし、
みんなが当然のように大学に進学する時代も終わりそうです。

  
そして、大学2次試験。

  
大学に入学して何をしていきたいのか?

  
そんな明確な志が問われてくる大学入試になるということです。

  
立身出世という「野心」の時代から、
「志」の時代へと!

 

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