【２０２０年】大学入試英語長文のテーマを追う①【大学入試改革】
２０２０年大学入試改革を見据えて
そもそも大学入試改革は、
少子化の加速による生産年齢人口の急減
労働生産性の低迷
グローバル化・多極化
そしてＡＩ（人工知能）などの発展による変化
という急激な社会の変化を見据えて
これからの時代に通用する子どもたちの育成の為に、
教育を変えていく必要性から始まっています。
そして、２０２０年を前に
入試制度、問題傾向と大きな変革期を
迎えているわけですね。
当然、英語の長文問題も
文法や長文読解という能力だけを測るのではなく
こういうこと知っておいてねという
大学側のメッセージでもあるのですね。
そして一般教養的な基礎知識がある方が
当然、長文での読解能力や得点能力が良いです。
ま、全く知らない分野やテーマの文章って
日本語でも厳しいですからね。
２０２０年大学入試改革に向けて、そしてそれ以降
このメッセージはアドミッションポリシーと
ともにもっと色濃く出てくる時代になりそうです。
アドミッションポリシーとは
大学の入学者受け入れ方針。
自校の特色や教育理念などに基づき、
どのような学生像を求めるかをまとめたもの。
今後の大学選び、受験戦略に重要な
ディプリマ・ポリシー
カリキュラム・ポリシー
アドミッション・ポリシーの解説はこちら ↓ ↓
２０１８年どんなテーマの長文が出題されたか。
自然、環境、テクノロジーから。
Contents
【気候変動・環境問題】
１ 北極における温暖化 (学習院大学)
２ 環境問題と流布される誤情報 (龍谷大学)
３ 降雨研究の進展 (明治大)
４ 気候変動を抑止するためには (慶応義塾大学)
５ 気候変動への対処 (慶応義塾大)
【エネルギー問題・資源問題】
１ 小学生の『油を燃料に計画』 (東京理科大)
２ 地熱の恩恵 (獨協大学)
３ 水の危機 (立教大学)
４ 風力発電の再評価 (早稲田大学)
【テクノロジー・オートメーション】
１ テクノロジーが我々の思考に与える影響 (センター)
２ AIに奪われる仕事・奪われない仕事 (東北学院大学)
３ AIは人から仕事を奪うのか (早稲田大学)
４ 自動運転車の実用化 (同志社大学)
５ パイロットのいない飛行機 (慶応義塾大学)
６ デジタル時代での図書館の役割 (甲南大学)
７ 紙が学習効果に与える影響 (慶応義塾大学)
【情報・インターネットに関する議論】
１ 情報過多の影響 (獨協大学)
２ インターネットの魅力と中毒性 (早稲田大学)
３ パスワードの流出事故 (早稲田大学)
４ インターネット上における自由な発言の規制 (慶応義塾大学)
時代に合わせた旬の話題がテーマになっていますね。
続く。
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