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潜龍舎の小論文対策指導を3年間受け続けて、慶應義塾大学に合格するお話【合格体験記】

2021年 慶應義塾大学 総合政策学部 合格

合格体験記

 

何よりも先に言いたいことは、佐藤先生へのありがとうございました!に尽きます。佐藤先生には都立西高校の推薦入試合格、そして今回の慶應義塾大学総合政策学部現役合格とダブルでお世話になりました。

ダブル合格!といってしまえば、なんだか僕があたかも優秀な生徒、そもそもポテンシャルが高いかのような誤解を招きそうですが残念ながら違います(笑)。そこで、少し僕のことを自己紹介させていただきます。

 

中学時代は絵に描いたような反抗期で尖ったナイフのようでした(笑)。今思えば、両親(特に母)には、本当に酷い態度と言葉をぶつける毎日でした。学校から親への呼び出し電話も複数回です。成績は特別悪くはないが良くもない感じでしたね。西高を受験したいと言ったときには、両親はもちろん、学校の先生や友だちからも大それた野望だと驚かれ、笑いをとっていた程です(笑)。笑われて悔しがって、なにくそ精神で努力!みたいなタイプではない僕。悪意で笑ったわけでもないだろうし、むしろ僕自身も無謀な挑戦だと笑いたくもなりました。笑わなかった人は佐藤先生だけです。

 

西高生活では硬式テニス部に入部。部活漬け、スマホゲーム漬けで勉強は一切していませんでした。授業中は寝てばかり、当然成績は下の下です。平たく言うと周囲から諦められているポジションでしたね(笑)。

 

佐藤先生の小論文御指導は継続をお願いしたにもかかわらず、当時の僕の小論文の出来栄えたるや、それはそれは酷いなんてものではなく、消したい過去の1つです。徹底的にザツ、無知、提出はギリギリ…。今思い返すと本当に恥ずかしいです。そんな僕を当然周囲は「このままだとヤバいよ!」と心配してくれていました。しかし、当時の僕は、西高合格を引きずって、お安いプライドだけは一丁前にもっていました。自分はやればデキる人間だ!と思っていたのです。いや、そう思い込むことで、まだ間に合う!まだなんとかなる!と自分に言い聞かせていたのかもしれません。

 

2年に進級すると、部活の部長を担い、人間関係の難しさの壁にぶち当たりました。いじめとは全く異なりますが、部長が行わなければならない事務的仕事量の膨大さ、人望の無さが災いし、まとめきれない同期部員、頼ってくれる後輩達…。テニスがやりたくて入ったはずの部活動でしたがテニスをやる暇がほとんどないほど、テニス以外のことに追われていました。そんな頃、佐藤先生には小論文授業の名を借りて、随分と愚痴っていました。親には言いたくないこと、なんとなく孤独で、結局自分が嫌で、そういった当時の僕の内側をフェアな言葉と心を以って受け止めてくれたのは佐藤先生でした。小論文の先生のはずなのに、こんなに尊敬しているのに、時には、先輩のように、アニキのように心の内を吐露していたように記憶しています。

ちょうどそんなタイミングで、僕のお安いプライドはようやく幕を閉じ、自分は「全っ然、大したことないんだな」と気づきました。2年生の夏の終わり頃、スマホゲームを封印しました。もう、後がないという焦りと、心のどこかでがんばらなくちゃ!がんばりたいんだ!という気持ち、ゲームのやり過ぎによる頭痛と眼痛、そして、家族の意見からの決意でした。文章にしてしまえば、ゲームをやめるくらい大したことではないようにも受け取れますが、完全な中毒だったので、ゲームをやめてしまうことへの恐怖や寂しさ、虚しさで埋もれてしまうような心境でした。

 

ゲームをやめてメキメキ成績がアップ!! 「んなわけないやん」(笑)です。

勉強に取り組んでみても、何がダメって集中力です。集中力継続不可能状態でした。ゲームこそ封印しましたが、ゲーム実況動画を観たり、流行りのYouTubeを閲覧するなど、往生際が悪いのなんの。性格的に、ちっちゃい男なんでしょうね、僕ってやつは。ゲームはやめた!けど、ゲーム実況はみる!みたいな。アホか…(笑)

 

ゲームにまつわる思い出として一番記憶に残っているのは修学旅行です。全然楽しくなかったんですよね(笑)。

それがなぜなのか、という武勇伝を綴らせていただきますとも、ええ。自由な校風が売りの西高ですから、夜は宿舎でSwitchやらみんなで出来るスマホゲームやらで大盛り上がりなわけです。ゲームは封印のマイルールが立ちはだかり、やれない、仲間に入れないわけです。気を遣って声をかけてくれる友だちにも申し訳がない気持ちになり、独り宿舎ロビーで英単語帳を黙読していました。英単語なんか頭に入って来ず、みんなの楽しそうな笑い声ばかりに耳が傾くんですよね。

「さみしい。。つまんな。……誰かー!そういうゲームじゃなくてトランプにしようぜ!あ、UNOやんない?」なんて言い出す気力も勇気もなく、ゆっくりと過ぎて行った時間でした。長い夜でした。そういう経験をしながら、僕が手に入れたのは「もう逃げられないんだ」という諦めでした。諦めるな、と巷では言われていますが…逆です!(笑)。もっと言うと、諦めることから始まります。

 

部活もダメ、ゲームもダメ、目の前には受験。そしてトドメの………

成績最下位層。

 

このまま逃げ続ければ僕を待っているのは労基法違反の悪徳会社で重労働、低賃金!?親の脛を齧ってニート?!待て待て!うちは僕がニートでいられる経済状況ではない!働かざる者食うべからず、だとか訳わかんないことを言われて追い出されるのが関の山だ…もはや受験は対岸の火事ではない!俺、ヤベーぞ!よし!それならいつやるの?

 

明日から本気出す!(オイッッ)

 

あっという間に3年生。頑張るぞ!と決意してから数ヶ月。早くね?という現実でした。

西高を受ける!宣言に続き、超無謀な挑戦第2弾!志望大学は都内国立上位校!慶應!滑り止めはGMARCH!浪人は絶っ対にしない。滑り止めも落ちたら高卒でおしまい。因みに当時の僕の偏差値は40台。僕を大切に思ってくれる周囲の大人達は愕然としていましたが、僕が僕を許すための、僕なりのルールでした。同時に、スマホもタブレットも受験が終わるまで親に預かっていてもらうことにしました。毎晩、パソコンで友だちからのLINEをチェックするのみの生活にしました。

 

その時、僕の頭に浮かんだのは佐藤先生の顔です。佐藤先生、今まで酷い小論文とやる気のなさ、ごめんなさい!後悔してます、猛省してます、だから力を貸してください!そんな気持ちでした。

 

佐藤先生の御指導は、ぶっちゃけ………厳しいです!(笑)生徒の顔色を見て、褒めて伸ばす!みたいな先生ではありません。よくいるタイプの塾の先生とは全く違います。生徒の気持ちをコントロールしようとするのではなく、掛け値無しにフェアでエスプリが効いていて、正直に接してくださいます。それゆえに、簡単に褒めてなんかくれません(笑)。むしろ、ここがダメ、こっちもダメ、これもダメ、そっちもあっちも……

ダメダメダメ!と僕の書いた小論文はダメ出しの赤線だらけでした(笑)。それが何故なのかは言うまでもありません。この僕を合格させるためです。

佐藤先生は「本気」で御指導してくれているわけです。僕が何かを諦めることで前に進もうとしたならば、佐藤先生は僕という男を諦めず、待ち続け、見守り続け、受け入れ続けてくれることで、導いてくださいました。

 

慶應大学入試当日。いよいよ本番です。

第一志望の国立大学の入試を控えていたので、慶應の対策には、大して時間を割くことが出来ないまま迎えた本番でした。前夜に、それまでの添削や模範解答を見返しながら、佐藤先生が授業で「この書き方はダメだ」と教えてくださった部分を思い出していました。3年間かけて、何が良くて何がダメなのか、所謂、小論文のセオリーを叩き込んでもらってきたわけですが、あんなに酷い小論文を提出していたはずなのに、要所要所で、佐藤先生の赤字や赤線、そして声が、僕の頭に蘇ってきたかのような感覚です。たとえば、「もっと具体的に」「説明が必要」「結論は?」などなど、ざっくり言うと、佐藤先生が書いてくれた赤字を俯瞰で見ているような。

勿論、受験間近には2度3度と書き直しを提出し、その都度、添削をしていただいたわけですが、今になって振り返ってみると、やる気がない時期でも、佐藤先生の添削や佐藤先生との会話、つまり、佐藤先生の授業そのものは僕が意識していない中でも、頭に刻まれていたんだなと思います。それくらい惹き込まれる授業をしてくださっていたんだと今ならわかります。

 

入試会場に向かう道中、小論文のテクニックを反復していると、佐藤先生の声が聞こえるようでした。「がんばれ!大丈夫!行ってこい!」と。戦うのは僕で、戦地に味方はいません。でも、僕には誇れることがありました。自分は佐藤先生の生徒なんだと。結局それこそが勝因だと強く思っています。大人への階段を昇る過程で足を踏み出せなかった僕に、大人は楽しいぞ、と未来を示してくれたのも佐藤先生です。

 

西高校に合格したあの日、これからも佐藤先生と繋がっていたいと思ったように今もその気持ちに変わりはありません。戦地で使う刀の磨き方を教えてくれただけでなく、前を向くことへの楽しさや自分を大切にするということがどういうことなのか。小論文は言うまでもありませんが、佐藤先生が授業を通して僕に与えてくださったことは、生涯、僕の糧となり僕が歩く道をまっすぐな光で照らすことでしょう。

 

現在、僕の通う大学は全てオンライン授業で、テニスサークルも活動休止中ですが、それでも新しい友だちと画面越しに盛り上がり、大学生活を送っています。受験が終わってホッとしましたが、たったひとつ、残念なことは、もう佐藤先生の授業が受けられないことです。

だから改めて、この場をお借りして言わせてください。

 

「佐藤先生!俺、慶應受かりました!

佐藤先生のおかげです!

佐藤先生がいてくれたからなんです!

佐藤先生、ありがとう!

佐藤先生、やったぜ!

だから、佐藤先生、これからもずっと僕の先生でいてください。」

 

 

 

 

こんにちは、潜龍舎代表の佐藤です。

佐藤の愛弟子、伝説のアイツがまたやってくれました!

 

Contents

内申点38からの都立西高校推薦合格物語

 

↑結論から言うと、さかのぼること3年前、内申点38から都立西高校推薦入試合格を勝ち取ったこの少年、都立西高校へ進学後も丸3年間、潜龍舎の小論文指導を受講し続け、本日、

 

慶應義塾大学 総合政策学部 合格!!

 

を勝ち取りました!

 

 

西高校でも成績がトップというわけでもなく(下から数えた方が早かった、笑)、小論文で逆転合格をしたお話をさせていただきたいと思います。

 

どんな対策をしてきたのか!?

西高校推薦入試作文対策でも随分と鍛え上げたものの[275/300点(2018年度都立西推薦入試作文)]、高校進学後も大学入試小論文対策としてギアを上げることになりました。とはいえ、毎月1回指導、1本ずつ、丁寧に、丁寧に、二人三脚で取り組んできました。高校2年生までは、まだ志望校も確定していなかったので、ありとあらゆる学科の問題に取り組んでもらいました(笑)。哲学、文学、法学、数学、政治、経済、教育、公共政策、都市環境、医療、看護などなど完全無欠の全方位型指導!。潜龍舎では、最初から過去問を用いた実践演習です。高校1年生からちょっと大変だったと思うけれど、しっかり取り組んでもらったし、社会問題等についていろいろ知識も授けてきました。問題の形式も課題文型、資料分析型、テーマ型となんでもやりました。書けないテーマはないという状態で、3年生になってからは慶應の過去問演習が中心となりました。

 

 

実は、それほど対策時間は長くなかったな(笑)

 

年間12本×3年間=36本(書き直しを含めず)

毎指導時間2時間×36回=72時間(小論文作成時間を除く)

 

72時間って、たったの3日間なんですね(笑)。もちろん単純な指導時間以外にも、添削指導やアドバイスレポートを用いていますから72時間という時間に還元されるものではないのですが、3年間、本当に毎月、月1回だけです。夏期も、受験期も月1回のペースです。でも、この3年間で、佐藤の持つ文章作成技術、論文作成技術のすべてを叩き込んできました。慶應総合政策の問題についても、問題への取り組み方や発想の仕方、記述の作法までマスターしました。

 

2年生までに、だいたいどのようなテーマでも書けるようになりましたから、3年生になってから、慶應総政の問題も実はさほど二人で気負わずに練習してきました(笑)。毎回、「おもしろい問題出すよね~」みたいなノリで、二人で楽しみながら演習してきたところがあり、ゴリゴリにがんばったという気はしないのです(笑)。毎月コツコツやってきた蓄積があるから、余裕があるんですね。ただ、やはり書き直しも含めて書きまくり、添削しまくりでした。

 

 

この話から何を教訓として得るべきか

1.小論文の長期の対策は、受験期に他科目の勉強に負担をかけない。

月1回ずつ3年間の長期的な小論文対策は、高校3年生になってから受験勉強の本格化に対して、大きなアドバンテージとなります。他の科目への負担が大きくなく受験対策を進められる点が大きなメリットです。また、他の科目の成績がなかなか伸びなくとも小論文で差をつけられるようになります。

 

2.書く力は長期的に訓練することによって他の受験生と段違いのレベルになる。

月1回とはいえ、書き直しを含めれば月に2本は小論文を書いてきたことになります。添削指導を含めて、上記合格者の文章表現技術や小論文作成技術は、高3から小論文を開始した弊塾の他の生徒たちよりも群を抜いて優れたものになりました。小論文を書く力は、ものを書く力であり、技術です。技術は身につけられ、積み上がり、錬磨され、洗練されます。したがって、長期対策を行ってきた受験生は、他の受験生との圧倒的な実力の差を生み出すことが可能になります。上記の合格者も最終的には、佐藤と同じような発想や書き方を自然とするようになり、ニヤリとする答案もたくさん見ました。

 

3.長期の対策によって、多様な問題への対応が可能になる。

上記で述べたように、本当に多様なテーマの小論文に取り組んできたので、多量の資料や課題文が出題されるSFCの問題にもビビらなくなるんですね。多様な社会問題やテーマに対応しうる視野や観点を養うことができる点が長期対策の最も大きなメリットだと言えます。

 

 

慶應義塾大学を志望する高校生へ

これで、ようやく証明できました!小論文の長期対策には、以上のようにメリットしかありません。しかも、月1でいいんです。高3になって対策を始めるから大変なのです。上記のように72時間分の指導を直前期に受けても、実力は積み上がりませんよ。他の科目と同じように、早期から対策を始めましょう!

 

 

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潜龍舎 大学受験 進学先

2018

慶應義塾大学 法学部

同志社大学 心理学部

愛知医科大学 医学部

順天堂大学 医療看護学部

京都府立医科大学 医学部看護学科

奈良県立大学 医学部看護学科

 

2019

慶應義塾大学 法学部(FIT入試)

東京学芸大学 E類教育支援課程 ソーシャルワークコース

東京学芸大学 E類教育支援課程 表現教育コース

横浜市立大学 国際商学部

京都教育大学 教育学部 数学領域専攻

独協大学 外国語学部 英語学科

日本女子大学 文学部 史学科

順天堂大学 スポーツ健康科学部

順天堂大学 スポーツ健康科学部

順天堂大学 保健看護学部

大東文化大学 スポーツ科学部

国際武道大学 体育学部

 

2020

早稲田大学 基幹理工学部 学系Ⅱ

慶應義塾大学 通信教育課程 文学部

上智大学 神学部 神学科

上智大学 文学部 英文学科

青山学院大学 地球社会共生学科

東洋大学 ライフデザイン学部人間環境デザイン学科

津田塾大学 学芸学部 国際関係学科

東京女子大学 現代教養学部 心理・コミュニケーション学科

国士館大学 体育学部 スポーツ医科学科

 

2021

東京学芸大学 教育学部 B類 中等教育教員養成課程 理科専攻

東京学芸大学 教育学部 C類 特別支援教員養成課程

慶應義塾大学 総合政策学部

上智大学 総合人間科学部 社会福祉学科

明治大学 商学部

東洋大学 ライフデザイン学部 生活支援学科

東京女子大学 現代教養学部 国際英語学科

日本女子大学 人間社会学部 社会福祉学科

日本女子大学 家政学部 住居学科

日本体育大学 スポーツ文化学部 スポーツ国際学科

白百合女子大学 人間総合学部 児童文化学科

白百合女子大学 人間総合学部 児童文化学科

白百合女子大学 人間総合学部 初等教育学科

玉川大学 芸術学部 メディア・デザイン学科

北里大学 看護学部

目白大学 保健医療学部 理学療法学科

帝京科学大学 医療科学部 理学療法学科

 

2022

早稲田大学 スポーツ科学部

早稲田大学 スポーツ科学部

早稲田大学 スポーツ科学部

白百合女子大学 人間総合学部 児童文化学科

日本大学 薬学部 薬学科

大東文化大学 スポーツ健康科学部

埼玉大学 経済学部

浜松医科大学 医学部 看護学科

愛知教育大学 学校教員養成 養護教育専攻

京都教育大学 教育学部 数学領域専攻

大阪教育大学 学校教育養成課程 小中家政教育

 

 

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