【合格体験記】2026年度 同志社大学 社会学部 社会福祉学科 学校推薦型選抜 合格者

2026年度入試 同志社大学 社会学部 社会福祉学科 学校推薦型選抜 合格体験記
Contents
1.志望大学の対策を行うにあたってネック・問題点だと思っていたこと
初めまして。まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は中学2年の後半から不登校で、その後は通信制高校に進学しました。高校2年生の夏からは、居場所づくりのボランティアに隔週で参加していました。当時は受験のことなど全く考えていませんでしたが、結果的にはこの活動経験が、私の合格に大きくつながるものとなりました。ここまで読んでいただければ想像がつくかもしれませんが、私はいわゆる「学力に自信のあるタイプ」ではありません。世間的に見れば、今回の合格は逆転合格と呼ばれるものかもしれません。そんな私にとって最も大きな障害だったのは、「自分には身の丈に合わない大学なのではないか」という強い不安でした。一般選抜では到底太刀打ちできない難関大学を志す自分に、現実味が持てなかったのです。さらに状況を厳しくしていたのは、それに気づいたのが高校3年生の夏だったことです。入試本番は11月半ば。SNSでもよく目にするように、「総合型選抜は3ヶ月では間に合わない」「早めの対策が重要」といった情報が溢れています。「自分なんかが挑戦していい大学なのか」「対策の時間がまったく足りないのではないか」と不安ばかりが募りました。それでも、憧れの大学の受験資格を得られることを知ってしまった以上、諦めることはできませんでした。小論文を書いた経験は一度もなく、高校進学も書類選考のみだったため、受験そのものが初めてでした。全てが未知で、不安と焦りの中でのスタートでした。
2.どうして潜龍舎にて佐藤の指導を受けようと思ったのか
佐藤先生と初めて無料面談でお話しした際、先生は私の学力や志望学科に関する知識をもとに「合格率」を推測したり、挑戦を制限したりするようなことを一切されませんでした。その姿勢を目にした瞬間、「佐藤先生に任せたら本当に受かるかもしれない」と直感的に思ったことを覚えています。合格へ導くことに対する情熱と、指導への確かな自信を感じたのだと思います。
実はその前に、大手塾でも面談を受けていました。しかしそこでは、「この時期からでは…」「その程度の知識では…」と渋い反応をされ、やっぱり無理なのかなという気持ちと、それでも諦めたくない気持ちが入り混じっていました。
そんな迷いの中で出会ったのが佐藤先生でした。先生は淡々と、潜龍舎として提供できるサポートや伴走のスタイルを丁寧に説明してくださり、その姿勢に強い安心感と信頼を抱きました。受験を諦めかけていた私ですが、佐藤先生との出会いによって勝ち筋が見え、面談が終わる頃には挑戦できることへの喜びとワクワクで胸がいっぱいになっていました。
3.佐藤の指導の感想、印象、文句(笑)なんでも書いてください
正直、最初は「とんでもなく厳しい先生に出会ってしまった…」と思っていました。先生から返信メールが届くたびに、精神を整えて覚悟を決めてから開いていたほどです。それでも毎回しっかりダメージを受けていました(笑)。
ただ、先生のお言葉は決して私の考え方や現状を否定するものではありませんでした。あくまで不足を補い、より高い完成度に近づけるための助言であり、指摘はすべて的確で、細部まで正確に言語化されていました。だからこそ、厳しさと向き合うことができたのだと思います。初回面談で「この人は信頼できる」と直感したのは、間違っていなかったようです。
また、公式LINEやメールでの質問にもすぐに返信してくださり、初回から最終授業まで常に同じ姿勢で真摯に向き合ってくださいました。どんな質問にも丁寧に答えてくださり、軽蔑されたと感じたことは一度もありませんでした。だからこそ安心して「わからないものはわからない」と素直に伝えられ、その積み重ねが自分の変化に納得感を生み、本番での余裕にもつながったと思います。
余談ですが、先生は仕事と私生活の線引きをしっかりされている方なのだろうという印象も受けました。インスタグラムや授業中に垣間見える“人間らしさ”に触れると、なんだかとても温かく嬉しい気持ちになっていました。甘党で、お酒と猫がお好きな、きっと愛の深いお方です。
4.試験の面接において聞かれたこと
■ 登校状況について
私は中学時代に不登校を経験し、現在は通信制高校に在籍しています。そのため、面接では過去から現在にかけての登校状況について詳しく確認がありました。具体的には、いつから学校に行っていないのか、通信制高校には編入なのか、現在の登校状況はどうかなどです。
これに対しては、不登校経験や登校状況について率直に答え、加えて通信制に在籍しながらも社会とのつながりを保つために工夫してきたことをお話ししました。(あまり参考にならないかもしれませんが…。)
■ 実習が多い学部だが、きちんと登校できるか
社会福祉学科は実習が多いため、実習開始時期について知っているかどうかの確認もありました。たまたまオープンキャンパスで聞いて覚えていたので答えられましたが、各大学が力を入れているカリキュラムについては念入りなリサーチが必要だと痛感しました。
また、私の過去から「長期的に通学可能か」を確かめる意図の質問が続きました。これに対しては、不登校時に学校への不安や障害を分析し向き合ってきたこと・高校進学後も不安がある際は周囲に相談してきたこと・もし大学でも登校にしぶりが出るようであれば、同じように原因を探り、サポートを求めながら対応できることを説明しました。
■ 関心と異なる実習先に当てられる可能性について
推薦入試ならではだと感じた質問が、「関心と異なる実習先を経験することをどう捉えるか」というものでした。少し焦りましたが、ちょうど当時「価値観の摩擦」に関心があったため、そのテーマから答えました。
自分の関心とは異なる分野に触れることで、既存の視点や考え方と新しい視点がぶつかり合い、摩擦が生まれる。その摩擦こそが新たな価値観の構築につながり、学びを深めると考えていること。また、実習では双方の視点を横断しながら取り組みたいと伝えました。
■ 現在関心のある実習先について
これについては、正直今でも“正解”が何だったのか分かりません。直前に「関心と異なる分野の実習になる可能性」が話題に出ていたため、その流れにどうしても引っ張られてしまいました。
私は教育分野に関心を持ちつつも、小論文対策で触れた障害者福祉施設の課題が強く心に残っていました。そこで、障害を有する方への人権意識や施設の閉鎖性といった課題を、文章だけでなく実際の現場で見て学ぶ重要性についてお話ししました。
■ 補足
口頭試問では、志望理由や長所・短所などの“定番”の質問は特にされませんでした。もちろん大学や面接官によって異なるとは思いますが、私の場合はかなり具体的・実践的な質問が中心でした。
5.あなたの志望校・学科を受験する来年度以降の受験生へのアドバイス・メッセージ
■ 服装について
制服がなくて悩む方もいらっしゃると思います。私も制服を持っていなかったため、当日の服装にはかなり迷いました。当日は制服の受験生が多かったものの、一定数はスーツやジャケットの方もいました。黒やネイビーのジャケットにスラックスを合わせれば浮くこともなく、余計なストレスも感じずに過ごせると思います。私は気持ちを切り替えるために髪を暗めに染め直し、ナチュラルメイクで臨みました。いずれも誰かに指摘されることはなく、本当に合否にも関わらないようなのでご安心ください!
■ 面接について
形式は「試験官2名:受験生1名」でした。五つの教室で同時進行でしたが、それでも2時間ほど待ったと記憶しています。待ち時間はスマホの使用が禁止されていたため、メモを見返したい方は紙で印刷して持参するのがおすすめです。また、面接前後の所作が厳しく観察されているような印象もなく、先生方のおっしゃる通り、失礼のない範囲でリラックスして臨めば大丈夫だと思います。
■ メッセージ
私の体験談がどこまで参考になるかわかりませんが、最後に当時考えていたことを共有します。
総合型・推薦選抜は「大学で学ぶ必然性がある人」が合格するそうです。そのため、対策中は将来考えている職業や活躍したい領域、そこで求められる知識について徹底的に調べることになります。「こんなところまで調べるの?」と驚くほどで、視野が狭くなっていくような感覚さえありました。「この道だけではない」と冷静に考える自分と、「この道しかない」と盲目的に努力しようとする自分。その間でずっと揺れていたように思います。
入試の2週間前は正直ボロボロでした。「落ちたらどうしよう」と「落ちても他に道がある」の無限ループです。それでも本番直前は不思議と余裕がありました。やるべきことをやったという割り切りか、積み重ねてきた時間への自信か…。今振り返れば、“私は佐藤陽祐先生に指導していただいた受験生だ”という事実が、心の支えになっていたのだと思います。そう思えるほどに、佐藤先生は信頼できる方です。
3年ほど前から自分の運の良さを自覚していますが、潜龍舎、そして佐藤陽祐先生に出会えた私は、やっぱり神様に少し気に入られているのかもしれません。(笑)
陽祐先生へ
改めて、短い期間ではありましたがお世話になりました。先生と出会えたこと、本当に幸せです。ひとつだけ後悔があるとすれば、もっと先生のお話を聞きたかったということです。また大学生活をご報告させてください。これからも先生のご健康とご多幸を心から願っております。
総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜 受験予定者 推奨参照記事
総合型選抜・学校推薦型選抜で「絶対に」合格したい人が読むべき記事 まとめ
潜龍舎の強み
潜龍舎のスタッフは全員が博士号の学位を有し、大学でも講義を担当し、学術論文を執筆する現役の研究者です。したがって、潜龍舎が大手塾さんと異なるのは、入試審査官である大学教員のニーズを知り尽くし、アカデミズムの立場から指導を行う点にあります。大学における学問や研究の観点から志望理由書作成指導や小論文指導を行う点が、他塾の指導者とは明確に異なり、大きな強みであると言えます。
また、弊塾の特徴としては、一対一の完全個別指導です。大手塾のなかには、指導者一人で複数生徒の指導を同時間内に行うところもあるようです。しかし、過ごす時間や指導の密度は当然、個別指導のほうが高くなります。さらに、指導時間以外にもLINEやメールなどで随時質問対応が可能です。生徒との連絡を密に取りながら、生徒とともに伴走して臨むスタイルが弊塾の大きな特徴だと言えます。まとめましょう。
潜龍舎の指導の強み
1.潜龍舎は現役の研究者集団であり、大学教員のニーズを知り尽くし、アカデミズムの立場から指導を行う。
2.完全個別指導+随時質問対応可能
3.生徒の将来を考え、生徒の問題や課題に寄り添った指導を行う。
総合型選抜・学校推薦型選抜 志望者のみなさん、ぜひ、大手塾さんも見ていただいたうえで、弊塾のご利用をご検討いただければと存じます。しかし、潜龍舎では、職人気質の極めて強いプロのスタッフが、一人一人の生徒に、時間をかけて、丁寧に小論文や志望理由書、面接等の対策を行います。したがって、指導できる生徒数に限りがありますので、お早目のご相談、ご入会をお願いいたします。
【潜龍舎ご案内 各種コース&受講料について】
小論文関連記事
潜龍舎の小論文指導について
潜龍舎 大学受験 進学先
2018
同志社大学 心理学部
愛知医科大学 医学部
順天堂大学 医療看護学部
京都府立医科大学 医学部看護学科
奈良県立大学 医学部看護学科
2019
慶應義塾大学 法学部(FIT入試)
東京学芸大学 E類教育支援課程 ソーシャルワークコース
東京学芸大学 E類教育支援課程 表現教育コース
横浜市立大学 国際商学部
京都教育大学 教育学部 数学領域専攻
独協大学 外国語学部 英語学科
日本女子大学 文学部 史学科
順天堂大学 スポーツ健康科学部
順天堂大学 スポーツ健康科学部
順天堂大学 保健看護学部
大東文化大学 スポーツ科学部
国際武道大学 体育学部
2020
早稲田大学 基幹理工学部 学系Ⅱ
慶應義塾大学 通信教育課程 文学部
上智大学 神学部 神学科
上智大学 文学部 英文学科
青山学院大学 地球社会共生学科
東洋大学 ライフデザイン学部人間環境デザイン学科
東京女子大学 現代教養学部 心理・コミュニケーション学科
国士館大学 体育学部 スポーツ医科学科
2021
東京学芸大学 教育学部 B類 中等教育教員養成課程 理科専攻
東京学芸大学 教育学部 C類 特別支援教員養成課程
明治大学 商学部
東洋大学 ライフデザイン学部 生活支援学科
日本女子大学 家政学部 住居学科
白百合女子大学 人間総合学部 児童文化学科
白百合女子大学 人間総合学部 初等教育学科
玉川大学 芸術学部 メディア・デザイン学科
北里大学 看護学部
目白大学 保健医療学部 理学療法学科
帝京科学大学 医療科学部 理学療法学科
2022
早稲田大学 スポーツ科学部
早稲田大学 スポーツ科学部
早稲田大学 スポーツ科学部
白百合女子大学 人間総合学部 児童文化学科
日本大学 薬学部 薬学科
大東文化大学 スポーツ健康科学部
埼玉大学 経済学部
横浜国立大学 都市科学部 環境リスク共生学科
浜松医科大学 医学部 看護学科
京都教育大学 教育学部 数学領域専攻
大阪教育大学 学校教育養成課程 小中家政教育コース
2023
立教大学 社会学部 現代文化学科
日本大学 文理学部 中国語中国文化学科
日本女子大学 文学部 史学科
白百合女子大学 人間総合学部 児童文化学科
日本赤十字看護大学 さいたま看護学部
新潟青陵大学 看護学部
北海道教育大学 函館校 国際地域学科 地域教育専攻
2024
埼玉県立大学 保健医療福祉学部
京都女子大学 家政学部 食物栄養学科
2025
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