早稲田大学 高等学院 一般入試 小論文 対策講座

2026年度 早稲田大学 高等学院 一般入試 合格体験記 (小論文対策受講者)
模範解答
早稲田大学 高等学院 一般入試 小論文について
小論文に限らず、各科目の配点は公表されていません。小論文の試験時間は90分。例年、課題文が一つ出され、この課題文にもとづいた論述が課せられる課題文型小論文です。字数は、1200字以内。大学入試レベルの小論文課題と大差ありません。1200字の小論文では、構成、論理、表現、発想などの力が見られます。設問のレベルも高く、訓練をしていなければ、まず答案を作成することすらできないと思います。とはいえ、基本的な小論文の作法や論述のノウハウを学んでいけば、高得点を狙い、他の受験生に差をつけることができます。潜龍舎にて、圧倒的文圧の小論文で合格するための方法を学びましょう!
早稲田大学高等学院の小論文は、いわゆる「作文がうまい生徒」を選ぶというより、与えられた文章・資料を正確に読み、その中から論点を抽出し、複数の情報を関係づけ、自分の立場を論理的に組み立てる力をかなり明確に見ている試験だと考えられます。
早稲田大学高等学院の小論文対策について
――「文章が書ければなんとかなる」と思っている人へ
早稲田大学高等学院の一般入試では、小論文が課される。
さて、「小論文か。国語は得意だし、作文もまあまあ書けるから大丈夫っしょ」
……いや、たぶん大丈夫じゃない(笑)。もちろん、文章を書く力は必要である。
しかし、早大学院の過去問を見ていると、どうもこの試験は、
「文章が上手な中学生を探しています!」という試験ではない。
むしろ、
「知らないテーマをいきなり渡されても、ちゃんと読んで、自分で問題を見つけて、考えて、筋道を立てて説明できますか?」
という試験である。なかなか面倒くさい(笑)。
でも、逆に言えば、何を鍛えるべきかは見えてくる。
出題テーマを予想しようとするのは、だいたい無理
過去問を見てみよう。
2018年度は「人生相談」。
2019年度は「救急車の有料化」。
2020年度は「女性を取り巻く社会環境」。
2023年度は「少年刑務所における物語の教室」。
2024年度は「大豆を使った代替肉」。
2025年度はChim↑Pomの広島での表現活動。
……どうだろう。バラバラである。だから、「今年は環境問題が出そうだからSDGsを覚えよう!」とか、
「ジェンダーが来るかもしれないから、そのへんを暗記しよう!」とかやっても、次の年に突然現代美術が出てきたら終わる。
いや、勉強すること自体は悪くない。知識はあった方がいい。
でも、「出題テーマを当てて、そのテーマについて覚えていく」という小論文対策には限界がある。
早大学院では、テーマそのものよりも、「知らないテーマについてどう考えるか」の方がずっと大事なのである。
テーマは違う。でも、やらされていることは似ている
ここが重要である。テーマは毎年違う。しかし、過去問を並べてみると、受験生が要求されていることは意外と似ている。
まず読む。次に、内容を整理する。そして、「ここで問題になっていることは何か?」を考える。
そのうえで自分の立場を決める。理由を示す。場合によっては反対意見まで考える。そして、それに答える。
要するに、
読む
↓
整理する
↓
問題を見つける
↓
自分の意見を決める
↓
根拠を示す
↓
反対意見も考える
↓
論理的にまとめる
ということをやらされている。つまり、作文大会ではない。考える試験なのである。
小論文なのに、まず鍛えるべきは「書く力」ではない
ここで、「じゃあ毎週1200字書きます!」となる人がいる。
もちろん書く練習は必要である。でも、ちょっと待ってほしい。
何を書くか決まっていないのに、1200字書いてどうするのだ(笑)。
論点がズレている。設問の要求を落としている。資料を読めていない。反対意見を考えていない。その状態で1200字を書いても、1200字の巨大な迷子、明後日の方向の答案
が完成するだけである。だから、早大学院対策では「書く前」を鍛えなければならない。
まず「設問を分解する」
早大学院の問題は、設問の要求が意外と多い。たとえば2023年度。
単に、「文章を読んで感想を書きなさい」ではない。
本文から自分が「大切だ」と考えることを複数取り上げ、それをなぜ大切だと思ったのか説明し、さらに今後どう生かすかまで書かなければならない。
2024年度もそうだ。「代替肉に賛成か反対か」だけではない。資料を使う。理由を書く。
しかも反対側のメリットにも触れる。ここでありがちなのが、
「書きたいことだけ書いて、設問の半分を忘れる事故」である。
文章はそれなりにうまい。でも、聞かれたことに答えていない。これはかなり悲しい。
だから問題を見たら、まず、
「何について」
「何を」
「いくつ」
「どの資料を使って」
「どこまで説明するのか」
を確認する。いきなり書き始めない。考えろ!。
資料は「読む」だけではダメ
2024年度のような資料型小論文では、複数の資料が出てくる。
そこで、
資料1では〇〇と書いてある。
資料2では〇〇である。
資料3では〇〇である。
と書く生徒がいる。うん。資料紹介お疲れさまでした(笑)。でも、それだけでは小論文にならない。大事なのは、資料と資料をどう関係づけるかである。
たとえば、「この資料から代替肉には環境上のメリットがある」
しかし、「別の資料からは大豆生産拡大による別の環境問題が見えてくる」
さらに、「日本では大豆自給率の問題もある」と考える。
そして、では、何を優先するべきなのか?という問題を立てる。
ここまで行って初めて「考える」ことになる。
2024年度の模範解答も、環境負荷、タンパク質変換効率、生態系、大豆自給率などを、単に並べるのではなく、
賛成理由と反対理由として組み直している。資料は数を使えばいいわけではない。
自分の議論のなかで働かせる。これが重要である。
「共通する問題」を見つける力がかなり大事
2018年度の問題は、複数の人生相談を読んで考える。相談内容自体は違う。
そこで、「一人目はこういう悩みです」「二人目はこうです」「三人目はこうです」
で終わったら、まあ困る(笑)。問われているのはその先である。
「この三つに共通している問題は何?」と考える。
模範解答では、それを「価値観の固定」や「視野の狭さ」という問題として捉えている。
2023年度でも同じである。少年たちとのさまざまな出来事を読んで、そのまま出来事を並べるのではなく、
「固定観念」や「言葉による他者とのつながり」という抽象的な問題を取り出している。
つまり必要なのは、具体的な話から、一段上の問題を見つける力である。
「私はこう思います」で終わらない
もう一つ重要なのが反対意見である。小論文で、「私は賛成です。なぜなら良いからです」
では困る。何が良いんだろう……。2019年度や2024年度では、とくに賛否双方を考える力が要求されている。だから普段から、
私はAと考える。
なぜならBだからである。
たしかにCという問題はある。
しかしDという理由から、それでもAと考える。
という論理的な思考を行う練習をした方がよい。
自分の意見に反対する人間を、自分の頭のなかに一人住まわせるのである。
「いや、それ本当?」
「反対側から見たらどうなの?」
「その意見にはこんな問題もあるんじゃない?」
と突っ込ませる。
非常に鬱陶しいやつだが(笑)、小論文ではかなり役に立つ。
自分の経験を書けばいい?――日記を書くのではない
2025年度の問題では、自分の見聞や読書体験なども利用できる。
ここで、「やった! 自分の体験を書けばいい!」と思うかもしれない。違うんだ…。
「私は広島に行きました。とても感動しました」で終わったら、それは感想文である。
経験を書く意味は、その経験が自分の主張の根拠になるからである。
2025年度の模範解答では、自分が原爆資料館を訪れた経験を使い、「現代の若者は本当に被爆にリアリティを感じていないのか」
という筆者の前提そのものを問い直している。つまり、
経験を書く→だから私はこう考えるではなく、自分の主張→その根拠として経験を使う
のである。順番を間違えない。
じゃあ、早大学院の小論文はどう対策するの?
いきなり1200字を書かせまくるより、まず次の練習をした方がよい。
まず、課題文を短く要約する。
次に、資料ごとに「結局何を言っているのか」を一文で整理する。
複数の事例があれば、共通点を探す。そこから、「では、ここで考えるべき問題は何か?」
という問いを作る。自分の意見を決める。理由を考える。反対意見を考える。それに答える。
必要なら、自分の経験や知識を根拠として使う。そして最後に、それらを1200字の文章へ組み立てる。この順番である。
つまり、
書く→考える
ではない。
考える→書く
である。
当たり前のようだが、小論文対策では意外とこれができていない。
早大学院の小論文で問われているのは「思考する力」
過去問を見るかぎり、早大学院の小論文では、「たくさん知っているか」だけを見ているわけではない。
もちろん知識は必要である。でも、その知識を暗記して吐き出せばよいわけではない。
文章を読む。
資料を整理する。
共通点を見つける。
問題を立てる。
自分の立場を決める。
根拠を示す。
反論を考える。
そして、自分なりの答えを作る。
つまり問われているのは、与えられた材料から、自分で考えを作り出す力である。
だから、「作文が得意だから大丈夫」でもない。「文章が苦手だから無理」でもない。
必要なのは、考えてから書く力である。早稲田大学高等学院の小論文対策をするなら、
まずここから始めた方がいい。1200字を書くのは、そのあとである。
潜龍舎の対策指導
対策1 課題文・資料の正確な読解力を身につける
テーマを正確に把握しなければ、解答における論点がズレることになります。正確な読解力を身につけるべく、「読む」訓練を講師といっしょに行います。
対策2 設問の意図を把握し、設問の要求に即した解答作成の方針を定める訓練をする
具体的には、小論文のプロット(骨組み)作成法、テーマに対する発想法を身につけます。何を書いていいのかわからない人、思いつかない人は、この対策が一番必要です。
対策3 具体的な文章の記述法を身につける
1200字の小論文を圧倒的な文圧で書き切る方法を体得してもらいます。自分の主張や考えを的確な表現とともに、論理的に記述する訓練を行います。
圧倒的文圧で合格するための潜龍舎の小論文対策指導について
指導コースと受講料について
・添削+対面指導コース(添削指導+対面指導80分,オンライン指導)
〇受講料金 (月毎に受講前のお支払いとなり、指定口座への銀行振込をお願いしております。)
・ご入会金 ¥30,000- (税込¥33,000-)
・添削+対面指導コース 1回 ¥26,000- (税込¥28,600-)
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潜龍舎 小論文『十の奥義』
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